NO.016 今Viennaウィーンです。2010

Apr 07, 2010

20091014

前に書いた文章から、また期間が空きましたが、
今Viennaウィーンです。

Tom aka 7 Samuraiは彼のスタジオがドイツにあるので仕事をしに行ってしまい、
今回のViennaのブッキングをしてくれたGu Mixの家にステイしてます。
彼は地元Viennaで14年間Dub ClubというPartyをオーガナイズしながら、
自身も約30年間毎週DJをこなす47歳のベテランです。

先週の土曜日のスロバキアBratislavaは以前DJをしに行った
クロアチアにも近い反応を感じました。

You must come backとか言われると素直に嬉しいです。

みんなが音に,場所にありがたみを持っているというか、
数十年前政治的に閉ざされていた場所だけに、その感情の爆発は
ある意味Pureです。

ちなみにViennaでは、古くからの友人であるアルジェリア系フランス人
Haceneが偶然?必然?登場し、ドタバタながらも、
いろいろと連れて行ってもらい楽しんでいます。

彼自身が年間でもおそらく数十カ国飛び回る男なので,
その交友関係も映画監督から環境アナリストから銀行のバンクアカウンター、
もちろんミュージシャン、DJ、オーガナイザー、俳優、デザイナー等多岐に渡ります。

彼に紹介してもらう人達も,様々なRootsを持ち,3カ国語を流暢に話す人達が多く、
コミュニケーションのツールとしての言語を習得していく事から、
発想の大きさ,深さ等を強烈に感じる人たちに会う事も少なくありません。

ちなみにGu Mixに招待されていたMC Ras Tweedというラスタマンとも
急遽Recordinngしたりと、相変わらず隙がない状態です。

彼自体はジャマイカ出身ではないのですが西インド諸島系のBlackで
UKバーミンガム育ち,現在南フランス在住という人です。

感性、思想等の面で話が合致したところから,自分の音を聞かせ、
彼のイメージを加えていく、理想的なCreation創造でした。

またPatrick Pulsingerという日本にも何回か来日してる
DJ/Producerが運営してるStudioでも自分の新曲のMIXを
させてもらいました。これに関しては難しく,彼らの技術や
機材、Vibeは申し分無かったのですが、、
UKでもスタジオを探したいと思ってます。

今回のEuroツアーの前に行われた東京吉祥寺Warpでの
Party Linkageで久々の東京へのDJ帰還を果たしたTokijiku
から渡された本 パパラギ もいきなり凄いGuidanceでした。

内容的に紹介文から抜粋すると

パパラギというのはサモア語で白人をさします。
サモアの酋長ツイアビは1915年頃、パパラギの国(ヨーロッパ)へ行き、
パパラギの魔法使いのような奇跡を見ながらも、
そこに住む人々があまり幸せそうでないことに気付きます。
この絵本は、その印象を島の人々に語った話をもとにしています。

彼は言います。

パパラギは息のつまりそうな石の割れ目の中に住み、
やたらと物を欲しがる。
自然の作ったものに飽き足らず、
もっとたくさんの新しい物を作ろうとしている。
パパラギはなんでも自分のものだという。
そして多くの物を持っていても、
持たないものにあたえようとはしない。
そのために戦いさえおこる。

パパラギは奇跡をおこす。
機械の驚くべき力に比べると、私たちの力はみすぼらしく見える。
だが自然の力は機械より大きい。パパラギの奇跡は
取るに足らないということだ。
彼らの奇跡はどこか不完全だ。
機械は使う人の知らないところでとめどなく皿を作る。
そんな皿を、どうやって愛したらいいのか。
機械が何でもすぐに作ってしまうので、パパラギはどんな物にも
愛情を持たなくなった。
それが機械の持つ大きな呪いだ。


パパラギは知識のための練習を一日中している。
サモアの島の人々はそんな練習をしたことがない。
それでパパラギたちは私たちをかわいそうだと言う。
しかし私たちは頭で考えるのでなく、肌や手足に感じさせる。
自然にものを感じることができる。



そして最後にツイアビは、「他の人より豊かになりたいという欲や、
やたらにものを作ること、なんにもならない知識など、そういう
ガラクタを持って私たちに近づくな、私たちは自然の大きな力から
たっぷりといただいた美しい喜びで十分満足している。」

と言うのです。

とても90年も前の話には思えません。
この自然に対する謙虚な思いと、にせものの幸福に対する
洞察には感嘆させられます。


こんなニヒルな内容の本を渡してくるTokijiku aka ホリケンも
なかなかニヒルな男ですが、様々な第三世界を旅した経験もあるので
この本の内容は常に感じてた事で、ショックという訳ではないですが
空港等で読みながら,周りを見渡すと、なかなか乙なものです。

自分自身の感覚、考え方はもはや、
目に見えるものだけで判断は出来ないと信じているので、
見たものをすべて自分の中の宇宙?に問いかけていきたいと思います。


明日からLondonです。


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