NO.052 東北ボランティアツアー2日目

May 01, 2011

2日目

起きてすぐに石巻に向かい、自衛隊の車両が目立ってきます。 (ちなみに南相馬ではあまり見かけなかった)

目指すはボランティアの居留地?専修大学! そこではピースボート、APbank、WFP等のテントが立ち並び、 グラウンドに立てられた数百のテントがまるでどこかのフェスかと 思うくらい和やかに建てられています。

先に着いていたケンゴ組と合流し、保険登録し、いざ現場へ! その前にカレー屋のココイチがボランティアには無料で食事を 提供していると言う噂なので行ってみると、本当に1000円までは その保険のカードを提示すると無料という泣ける制度。。 ココイチ偉い!

そして瓦礫の町を車で進むと今回のお宅。かなり浸水しまくって ドロだらけ。しかもおそらく船が破損し、オイルがまき散らされ、 様々な、、腐敗物の匂いがこびりついています。。

男6人で全力で仕上げ、『来た時より綺麗に』を 合い言葉に(個人的に)だいぶ綺麗にした後、家主のおばあちゃん 感無量で泣いていました。。 亡くなった姉から数ヶ月前に引き受けた家だけど、 自分ではどうしようも出来なくて、困り果てていたようです。 ボロ泣きで、『本当にありがとうございました』と深く頭を下げられると ロクデナシの僕らも、なんだか役に立つんだと誇らしく思ってしまいます。 肉体労働最高!16の時に土方を少々やりましたが、あの時とは 全く違う『感謝』を得れ、まさしくお金の為にやってない行為が どれだけお金でない形で還ってくるか。身にしみます。 奉仕。改めてヤバいです。癖になりそうです。

という事で何故か?おばあちゃんから『ウコンの力』を貰ったのもあり、 『今夜は居酒屋で金を落としていこう!』なんて肉体労働者の息吹丸出しで 街に繰り出すも、、、

 

http://www.youtube.com/user/NXS2010?feature=mhum#p/u/25/MxkaxSiIcS4

ともかく『風呂でも探そう。。』 という事になり、探すも何処も営業出来てなく、随分遠くの温泉施設に到着。 そこで観た男湯の光景は、、まさしく被災地でした。 (後で聞くとまだましだったそうですが、、) 頭を洗うシャワーに裸の男数十人行列。。。(写真はありません!)

昨日シャワーは浴びれてたので、(めちゃ汚い、、)湯船に少しつかり 早々退散。お譲りいたします。。という感じでした。

改めて家を無くした家族の大変さを痛感。。かなり痛感。。

という事でやっとさっぱりしたメンバーと共に、彼らが目星を付けていた 居酒屋に入ると、そこは。、、、

東京や大阪でもあり得ない、もの凄い活気! 盛り上がってます!!! なんだこの熱気は!!!! 思わずみんなアガります。これは先月地震後の様々なイベントでも 感じる 『死の恐怖から感じる生への強い欲求』に他なりません。。

生かされた者達の生への讃歌! 愛の讃歌! ということで

誰か一人じゃんけんで負けたら車運転。ということで じゃんけんしたものの、やはりそれはつまらん!ということで 代行頼もう!と久々に居酒屋で暴飲。。 日本酒を飲みながら今後の日本を語り合う。むさ苦しい男達の 宴でした。 ということで代行のタクシーのおじさんと石巻の現状を話すが、 やはり表情は暗いものの『皆さんのご支援本当にありがたく思って おります』と言われ『がんばりましょう!』と激励。

瓦礫と対称的に咲き乱れる桜の下でまたもや酒。。。 泥水の中皆はテントに。自分は車で爆睡。

ほどなく朝になり、ボランティアの人々が動き始めます。

いてもたってもいられなくなり、周りを徘徊。 自分の観たところではピースボートが大勢いました。 APbankは週末営業だけ? WFPのコーナーには水なんかが山積みされていました。

日本赤十字の文字は全く見えません。

200億円も寄付されてるのに、いったい何処に支援を出してるのだろう?? もの凄く腹立たしい疑問です。(これは最後まで払拭されませんでした)

ともかく今日行く現場の指示を受け、必要な道具をゲット。

コンビニで朝食おにぎりをささっと食べ、現場に向かいます。

しばらく瓦礫の町を走ると着きました。立派なお宅です。 僕らのエンゲル指数を数倍超えています。

ですが中に入るとやはり泥だらけ。中から出てきた奥さんは だいぶ疲れきった顔。とにかく男6人また全力で立ち向かいます。 そこにまた助っ人として地元の大学生がチャリで駆けつけ(専修大での指示) 参加。僕ら6人は肉労経験者なのでバリバリなので、彼らは最初引き気味でしたが、それでも彼らの誠意を感じ、日本の若者の心意気を感じ、こちらも熱くなりました。

奥さんも見る見る、自分の家が復活してくるのを観て、感無量で またもや『感謝』というご褒美を皆で受け、気分最高。

奥さん曰く、旦那さんも今体を悪くして入院中。旦那のお母さんも寝たきり、 息子達は京都等に大学の為下宿中。一度は戻ってきてくれたものの、学校もあるので、誰も手伝ってくる人がいなく、避難所で1ヶ月近く過ごすも、家の事が気になって、全く寝れなかったとか。。 改めて、それぞれの日常がそれぞれの事情で、困窮を極めている事を再確認。

ともかく昼までにその家をかなり綺麗に出来たので、午後はもう一件 やろうと、意気込み、専修大に戻り次の家の指示を受け出発。

 

http://www.youtube.com/user/NXS2010?feature=mhum#p/u/26/9FrCT4uYIn4

http://www.youtube.com/user/NXS2010?feature=mhum#p/u/25/MxkaxSiIcS4

http://www.youtube.com/user/NXS2010?feature=mhum#p/u/24/85D0YK_W_Cc

http://www.youtube.com/user/NXS2010?feature=mhum#p/u/23/Qa04maSSAZQ

酷い。。。

着いたお宅はだいぶ古い農家と思われる民家。

家中が泥だらけ、庭もべっとりオイルまみれの泥が付着してるので、 それの除去という事です。

なんで庭の掃除をやらなければ。。 と思いつつ、とにかく仕上げようと全力でアタック。 僕ら6人プラス、専修大で拾った男の人と女の人の それぞれ個人でボランティアにきた人2人。プラス すでに現地に到着していたボランティアの男性達4人 総勢12人での作業。それでも夕方までに全てを綺麗には出来ませんでしたが、 お爺さん、おばあさん大感激。おばあさん何処から持ってきたのか ワインや日本酒やブランデー(ナポレオン!)を『皆さん飲んでください』 と献上され、皆で記念撮影して今日は終了。 皆さんかなりオツカレでした。。自分はなんだか最近の富士山登頂やらで 妙に体力がついてきて、なんだかテンション高めです。

チーム湘南ボーイズの車は2台で、ピックアップした2人と 皆で再びココイチ。そこで彼ら2人の今回の行動のへの経緯を知ると、 報道で観ていた東北の状況になにか自分が出来る事は無いかと悩んだ挙げ句、 今まで働いていた造船上での仕事を辞め、冬までは一人でボランティアに 励むとの事。

彼らは自分より少し年上でしたが、子供みたいな純粋な表情に 人間もまだ捨てたもんじゃないなと、本気で思います。

どいつもこいつも自分の事ばかり。 横で倒れている人がいても、見て見ぬふり。

テレビは個人的に随分前から所有していませんが、画面に出てくる 政治家や東京電力の社員達の誠意の無い。責任感の無い、愛の無い言動。

対称的です。

お金の為にしか動かない人達とお金の為では無く動く人達。

この世界が彼らのような善意を持つ人達ばかりだったら、、、

と思わざるを得ません。。

エゴ

これはこの数ヶ月考えるトピックのひとつです。

食事を終え、彼らと別れ、石巻より酷いと噂される気仙沼に向かう為、 テントを片付け、車を走らせます。

次回へ。。

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