NO.084  タゴールの教え

Oct 30, 2012

インド人初のノーベル賞を受けた文豪タゴールは、
聖地シャンティニケタンに
全人教育の理想を掲げて学園を設立した。



彼は、センの名付け親でもある。
センは、98年12月のインタビューで、
彼から何を学んだかについて、
4つポイントを挙げて語っている。


【1】
異なる文化や伝統を尊重し、
相互に学び合うことの大切さ。

【2】
公正で住みよい社会を築くために、
過去の伝統にしばられない
「自由」な思考が不可欠であること。

【3】
たとえ自分が手を下した不正義でなくとも、
それを黙認するのでなく、
不正な状態を変革するために
<自分として何ができるか>
を問うべきであること。

【4】
私たちは社会の不公正や惨状を
解決する義務を負っているだけでなく、
さらに人生に喜びを創造する能力も備えていること。

文化、自由、正義、幸福をめぐるタゴールの教えは、
そのままセンの学問を貫くライトモチーフになっているようだ。

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