NO. 132 北山耕平「差別根絶大全」1999年

Jan 23, 2017

16143019_1850188978556849_4230007124779141099_n

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼
Vision Quest by Red Cloud ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

世界のすべてが新しくなる
新しい国がやってくる
新しい国がやってくる
鷲が一族のもとに知らせを運んできた
地球のすべてが新しくなる
バッファローが帰ってくる
バッファローが帰ってくる
鴉が一族のもとに知らせを運んできた
神がそのように言われている
神がそのように言われている


(スー族に伝わるゴーストダンスの歌) ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

これからの地球にとって非常に重要な役割を演じる人間というのは、一度この国を捨てて、地球との絆を回復し、「真の人間」となってから、再び日本列島に帰還していながら、何食わぬ顔をして溶け込んで生きている人たちなのかもしれない。
この人たちは、全体性を祝福する。自分を、全体において、つまり肉体的、感情的、心理的、霊的のそのすべてにおいて、さらに高めようとする。
この人たちにとって人生は、どこまでも続く学びの体験である。
ここ20年ほどの間、そういう人間は非常に増えてきている。あるとき、そうした人間たちの数が臨界点を超えたときに、社会の意識にも大きな進化が起こるはずだ。消えて久しかったもうひとつの世界が誰の目にも見える形で具現化する。
彼ら、彼女らは、本当の意味で「国境」を、「差別」を、なくせる人たちだろう。
当然、自然に対する差別も、人間同士の差別もすることなく、社会を構築できる人たち。その前提は、なによりも個人の内側にある差別が消えていなくてはならない。個人の内側から自発的に起こったものでなければ、いかなる差別解放運動も無力であり、価値もない。
だが、今、2000年以上も眠り続けてきた人びとは、目を覚ましつつある。その人たちが社会の主導権を取るときは必ずくるだろう。自分たちでも気づいていないかもしれないが、そうした「忍者」的な存在が、もっともっと増えることを熱望する次第である。
私たち大人の使命とは、金儲けではなく、無償でそうした若者を増やす努力をすることにあるのだ。若者を育てる立場にある人には、この点をしっかり確信して もらいたい。自分たちのシステムを維持するためだけに「便利な」若者を育てるべからず。このシステムは、放っておいても、遅かれ早かれ朽ち果てる。そのと きに生き残れる人間をあらかじめ作っていかなくてはならない。
自らの可能性を信じて、まずは地球とつながりあえる地を探しに旅立つことだ。
そして、なによりも、差別なく、国境もなく、戦いもない、平和な地球を、その頭で、いきいきと想像し続けることだ。恐れることなく、今の世界から次の世界へ入っていこうではないか。
新しい世界で生きるための指針として、君にこれを捧げる。 ▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

毎朝目を覚ましたときと毎晩眠りにつくときには
お前の内側にある生命と一切の生きてある物たちに
創造主が与えてくれたすべての良きもののために
日々少しずつ成長できる機会が与えられたことに
まずはこころからの感謝を捧げよ
過ぎし日の思考や行動に思いを馳せ
良き人となるための勇気と力を求めよ
すべての人たちにとって良きことのみを求めよ

北山耕平「差別根絶大全」1999年

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Tumblr