NO.163 ミルフォード・グレイヴス‬

Mar 22, 2019

音楽は
より生きるため、
より高めあい、
より開きあうためにこそある。‬

 

だからこそ音楽は
個人的でありながら
共同的であり
社会的なのだ。‬

 

音楽は人間の肉体に具体的な基礎を有してます。

 

音楽について本当に理解するためには、
リズムやビートについて真に理解するために自己の肉体を、
ボディムーブメントを理解しなくてはなりません。

 

注意深く自分の心臓の鼓動を感じ、
また聴き、腕の脈搏を測って学ぶよう努力してほしい。



 

自分の肉体を学び、
自己の内なるものを見つめてもらいたい。

 

自分の肉体について無知であってはいけない。
なぜならそれが音楽であろうとなんであろうと、
すべての行為の基礎、
すべての本当のものの基礎だからです。

 

心臓はスリービート三拍子で鼓動しています。
12拍子を叩けるようになったら、
どんなビートも叩けるようになります。
全ての変化は12をひとつの単位として行われます。

 

右手は左の大脳に直結し、
左手は右の大脳の指令で動いています。
反復、循環し。
自己の肉体の統一性を知り、
実現するためには、
右半身と左半身がセパレートなものだということを
知らなくてはなりません。

 

大脳の左葉に連なった右手は合理的でロジカルな動き、
いわば考える手の働きをするのです。
大脳の右葉に連なった左手はもっと抽象的な
いわばクリエイティブなアクションと働きを行ないます。
これらのこともアフリカの伝統的なドラマーたちは
非常に熟知していました。

 

副交感神経しかり、我々の体の中心で、
2つの系が交差(クロス)しています。
我々の体の機能、体内の組織の位置の示す意味と役割、
それらはすべて具体的で機能的でシステム的です。
無意味なものは何もありません。

 

ドラムについて言えば、
心臓と血液循環と呼吸に当たる機能を知らなくては
ドラムが本当には叩けないように、
リズムについて知らなければ、
それより難しい次元のトーン(音色)について
知ることはできないのです。

 

ミルフォード・グレイブス
1977 大阪 間章のコレクティブにて

 

https://youtu.be/lEuKurFBZ8g‬

https://youtu.be/hAsX7pWXggU‬