NO.203 Nanook of the North (1922)

Mar 25, 2019

今度のMomentosのフライヤーを
Cheeky常連の遊び人フランス人
(アラブ混じり62歳)パトリックに見せたら、
この1922年のとても美しいイヌイット、
エスキモーのドキュメンタリーを見ろ、と。

さっき長野の元プロスノーボーダー、
マサシからONENESSCAMPでも参加してくれた
イヌイットの末裔ボブサムさんの件で電話がかかってきて
Primitiveという言葉が何回か出てきて思うけど、
ほんとこの映像はそういう世界。
貴重だと思う。
Nanook of the North (1922)

で、この映像を見て思うのは、
この生活では歌や太鼓、口琴くらいはあっても、
演奏者として食える様な人が生活状況的に無く、
狩猟や子育てやらが単体の家族 では
主要な時間の過ごし方で、
おそらく部族社会が高度に発展した事で、
良くも悪くも奴隷制が大きくなり、
その中で一部の狩猟や
子育てをしなくても良い状況 の人達を
楽しませる様な形で音楽文化は高度になってきたのかなと。

いわゆるヨーロッパの中世の音楽家達は
まさにそういう状況だったと思うし、
日本も含め世界中に
旅芸人的な音楽家もいたと思うけど、
人間社会における文化、
文明の発展とは
不条理にも奴隷制が
重要な要素になってるとしか言いようが無い。



 

現在でもマクドナルドを筆頭に
ナイキやスターバックスなど、
いわゆる第三世界の人達を奴隷の様な形で低賃金で働かせ、
それを享受するG7という状況は
奴隷制と言っても過言ではないと思う。

 

先日も、僕らの関係者内で縄文について
何人かと議論したけど、
当然数千年前の事なので想像でしかないのだが、
上記の話が縄文から弥生に移行する上での
重要な要素になってくるのは間違いないと思う。

 

ちなみにこの映像が撮影された
1922年という年は日本では大正時代にあたり、
初めての人権宣言がなされるも、
徐々に軍国化の波が押し寄せる、
まさに皮肉も含め文明開化まっさかり。
アジア大陸におけるヨーロッパ列強から
アジアを取り戻すという大義の中、
水面下では植民地化、奴隷化が進んでいた。

 

そんな中このイヌイットの人達の世界の
なんとのどかな事か。。。

 

世界的に観たらアフリカを筆頭に
各地で先住民達は狩られ、
北米南米、はたまたアジアまで連れてこられていた状況で、
この平和の状況はあまりにも過酷な自然環境が,
植民者、奴隷制も寄せ付けなかったから、
としか言いようが無い?