NO.231 ボルシュ神父のことば

Sep 11, 2019

グルジェフの師の1人
ボルシュ神父のことば

成人前の人間は、良くも悪くも、
意図があってもなくても、
自分の行為に何の責任もない。
全責任を負っているのは、
意図的にせよ偶然の状況によるにせよ、
若者に責任ある人生の準備をさせる義務を引き受けた、
まわりの大人たちなのだ。
青年期というのは、男女を問わずどの人間にとっても、
母胎内での受精によって始まった発達が
いわば完成にいたる仕上げにあてられた時期だと言える。
これ以降、つまり発達の過程が完了してからは、
人間はあらゆる意図的な、
あるいは非意図的な自己発見に関して
個人的な責任を負うようになる。

何世紀にもわたって、
理性的な人々の観察によって明らかにされ、
確かめられてきた自然法則によれば、
この過程は、生まれ育った場所の地理的条件に従い、
男性の場合は20-23歳、
女性の場合は15-19歳の間に完了する。



責任ある年齢に達したとき、
人間が寄生虫ではなく真の人間であるためには、
次の10原則にしっかりもとづいた教育がなさればならない。
これらは幼い頃から少しずつ
子どもに教えこまれてしかるべきものだ。

*服従しなければ必ず懲罰を受けるという信念。
*功あってはじめて報酬を受けるという望み。
*神への愛、しかし聖人への無関心。
*動物虐待についての良心の呵責。
*両親および師を悲しませることへの恐れ。
*悪魔、ヘビ、ネズミを恐がらない。
*あるものだけで満足することの喜び。
*他人の善意を失う悲しみ。
*苦痛と飢えに耐える我慢強さ。
*若くして己れの糧を稼ぐ努力。