NO.253 スーフィーの本とアラブ音楽講座

May 14, 2020

知り合ったのは2010年、ダンサーのTanishqが僕がエジプトの大歌手ウームクルスームの音楽をアルジェリアの女性アーティストからの依頼で名古屋 トリエンナーレ用に題材として作った曲を聴いて、なんとしても紹介したいと吉祥寺Warpでのパーティーに連れてこられた、今は僕の音楽制作においての重 要な人物である、及川景子女史から頂いたものだ。



これを頂いたのは2011年で日本は混乱の中だったし、自分自体の環境、精神状況もまた大変だったのは間違いない。


この本の題材であるスーフィーという言葉は特に中東やアフリカの民族音楽を聴いていれば避けて通れなかったので、知ってはいた。
この本を読んで、それを理解出来たかどうかは分からない。
ただそれは深く共感され、既に日頃の生活に確実に入っている。

下記は及川さんと開催したアラブ音楽講座で教えて頂いた偉大な詩人ルーミーの大好きな詩です。

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“ただひとつの息がある”

わたしはキリスト教徒ではない
ユダヤ教徒ではない
いいえ イスラム教徒でもない

わたしはヒンズー教徒ではない
スーフィーではない
禅の修行者ではない
いいえ どんな宗教にもどんな文化にも属していない

東から来たのではない
西から来たものではない

海や大地から生まれたものではない
天界から来たものではない
何かの要素からできているものでもない

この世やあの世に存在するものではない
アダムとィブのような太古の物語と関係はない
いいえ わたしは何者でもない

居場所は定まらない
跡を残すことはない
いいえ わたしは身体でもない魂でもない

わたしは
愛しているあの人のなかにいます

ふたつにみえて世界はひとつ
そのはじまりもその終りも
その外側もその内側もただひとつにつながる
そのひとつの息が人間に息(いのち)を吹き込んでいます

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またいつか開催したい有意義な会でした。
インシャッラー