• NO.241 19年ぶりのサンフランシスコ

    NO.241 19年ぶりのサンフランシスコ

    先週月曜日からサンフランシスコに入り、オークランド、サンタクルーズと撮影してきました。

     

    ‪やはり旅に出ると
    いろいろなハプニングと出会いに遭遇しまくります。‬
    ‪人生は不思議なものです。‬

     

    いろいろ感慨深いのは勿論だけど、
    とにかく今回はアメリカンブラックカルチャーの復習というか、かなり深いものを垣間見れたと思う。

     

    下記はオークランドにある本屋Marcus Books Stores

     


     

    1960年にオープンして以来(60年!)
    変わっていないしおり。

     

    時代や世間の潮流に流されず、
    自分がいいと思うこと、好きなことを一途に貫く。
    だからこそ、本当に必要な事は何か真剣に考え、自分のハートを熱くするものを感じるチャンスを逃さない鋭敏な感性と感覚を磨く努力を怠らない事が重要だな、と。
    肌の色や何処で産まれたか、では無く、
    その人が自分に嘘をつかず、
    真剣に生きてきたかどうかを見極め、
    この世の中で尊敬出来る人を増やしていけたら幸いだと思う。

     

    世界中の全ての先人のアーティスト(広義な)に感謝と尊敬を。
    どんなに世が金と恐怖で腐ろうが、想像を、創造を続けよう、
    と改めて思った。

     

    下記は
    Bobby Hutton
    https://en.wikipedia.org/wiki/Bobby_Hutton
    という1968年に警察に射殺された
    ブラックパンサーのメンバーの為に創られた記念会館での写真。

     

     

    公民権を1968年に獲得するまで
    奴隷として連れてこられた黒人達の状況は当然酷かった。

     

    ブラックパンサーは全国に支部を持ち(沖縄コザにも!)
    貧しい人や教育を受けれない子供たちの為に
    ボランティアで積極的に社会奉仕をしていた。

     

    彼自体がブラックパンサーのオリジナルメンバーであり、
    影響力を持ち始めた
    彼を、そしてブラックパンサーを潰す事は
    当時のCIA,FBIにとって必須だった。

     

    その後も
    彼らの連帯を潰す為に、
    ストリートに中毒性のあるドラッグと疑心を招く金を
    ばらまき、現在に至る。

     

    これは国家的陰謀である、
    という認識はブラックコミュニーティの中では常識だ。

     

     

    ちなみに

    機内でもブラックムービー見まくりで、

     

    Last Blackman in SanFrancisco
    Creed1&2
    Moonlight(良かった)
    If beale street could talk
    Selma
    (マーティンルーサーキング39歳で、、)
    Fruitvale Station
    (オークランド、22歳、、)
    Get Out
    Black&Blue


    全部Dopeだった。
    (オススメです)

     

    現在のアメリカにおける黒人の状況を理解する上では
    かなり参考になると思う。

     

    そして
    ‪Apple,Intel,Google,Yahoo,Facebook,Twitter,Instagram、
    全てがサンフランシスコ周辺で生まれたアプリケーションって
    凄い事だなと改めて思う。‬
    移民文化の終着地カリフォルニア。
    その処世術として、いいね、し合う、
    というのが理由かな、とも。
    日本みたいな閉鎖的島社会じゃ生まれづらい文化かも?


     

     

    とにかく
    撮影は時間と体力の許す限り、精一杯やった。

     

    今回のメインアクトはこの人。

     

    今年73歳になるZEKEさん。
    彼が詩を提供してくれた曲が
    来週出るアルバムのキーになっていると思う。

     

    http://www.nxs.jp/label_content/koko-0067.html

     

    彼はフロリダから、より田舎の土地で産まれ、
    豊かな自然の恵みを受け、良心的で人種差別感の無い両親に育てられ、その当時としてはかなり珍しい、
    文字を書ける祖母の影響もあり、
    (もう1方の祖母はネイティブアメリカンのチェロキー族)
    ライフセーバーのバイトで知り合った白人の友人と、
    まだ当時違法でなかったLSDを体験する。
    (その当時、それを体験している黒人は相当稀でFunkaderic周辺くらいだろうとのことw)

     

    小さいときからインドに興味があったZeke青年は
    当時の世相も相まって、日本に興味を抱く。
    ZENやYOGAにも興味を持ち、
    ヒッピーの様な格好をしていたらしい。

     

    しかし、ベトナム戦争が始まり、
    彼は兵役を拒否したことで
    約3年刑務所に拘留される。

     

    そして刑務所の中で彼は改めて黒人の歴史、
    そして現状、やるべきことを学ぶ。

     

    そしてブラックパンサーのパーティー(団体)に属し、
    様々な活動をしていたが、ご多分に漏れず
    上記の様な国家策略にも巻き込まれながら、家族を持ち、
    そして彷徨う。。

     

    しかしいつも救いになってきたのは音楽だった。
    小さい頃からなんでも叩いていた少年は
    いつのまにか
    ハイチアンパーカッション(VOODOO)、
    ダンスに出会い、
    その指導に現在もあたる。

     

    ちなみに50歳近くで、とある日本人女性と出会い、
    現在までに7ー8回の来日経験を持つ。
    その流れから3年前、自分の妻の関係上出会い、
    今回の作品に繋がった。

     

    細かい話も彼の自宅や車で沢山聴いたが、
    本当に興味深かった。

     

    僕自体も若い時にアメリカで逮捕歴があるし、
    日本でも六ヶ所村の再処理施設の件で3週間拘留された経験があるので彼のリアリティーには共感するところが多い。

     

    ともかく映像作品
    楽しみにしていてください。
    意味深いものになると思います。