ZEN RYDAZ『ZEN TRAX2』
名取秀起 Interview
▷アーティスト名
名取秀起



▷肩書き
THAT IS GOOD プロデューサー/zaigoo inc.代表取締役

▷ご自身を一言で表すとしたら……
実験主義


Q:ZEN RYDAZに知り合ったきっかけを教えていただけますでしょうか?
A:「ONENESS MTG」で一緒にオーガナイズをしているMoochyくんのプロあジェクトとうことで、1stアルバムのときから携わらせていただいています。マッカチンくんもマルくんも、同じ1974年生まれということで仲良くさせてもらっています。


Q:ZEN RYDAZ『ZEN TRAX2』を聴いたときの印象を教えてください。
A:若いアーティストとの共演など、新しいチャレンジをしているのにとても共感を覚えました。またそのチャレンジが新しい境地を開くとともに、自分たちが切り開いてきたことで得た知見などを、 若い人へと繋いでいく感じがとても素敵だと思っています。音楽的にもその感じがすごく出ていると感じています。


Q:名取さんがプロデュースされている「THAT IS GOOD 絶景」にて、化女沼レジャーランドにてZEN RYDAZのライヴ撮影を行われましたが、撮影はいかがでしたでしょうか?
A:撮影地自体は、PVなどでも良く使われている場所なので、いつも「THAT IS GOOD」で撮影をしている候補地とは選定理由が違います。Moochyくんのアルバムのイメージを表現できる場所にしました。 場所自体は風光明美な場所では無いものの、栄枯盛衰というか、日本の良い時代と混沌としている現代を表すような印象的でストーリー性の感じる場所だと思っています。 今回は、その世界観というか空気感も含めて撮影できるように、ドキュメンタリー的にというか、撮影スタッフが映っても、制作スタッフが映っても、それ自体がシズル感となるように撮影しよう! そんなスタイルで話し合ってきました。


Q:撮影を行った際の印象的なエピソードがありましたら教えていただけますでしょうか?
A:撮影を想定していた場所が前日に行ってみたら、草がボウボウに生えていたため、自分達で草刈りをすることに。 そうすると、それまで、「すぐに帰らなくてはいけない」と言っていた地元の管理人のおじさんが、「芝刈り機の使い方が全然下手くそだ!」と言って、時間を2時間ぐらい延長して刈ってくれたこと。田舎の人は、心が通じ合うと暖かいです。




Q:MACKA-CHIN、MaL、J.A.K.A.M. からなるZEN RYDAZは、どのようなクルーだと感じますか?
A:
ZEN RYDAZ:
全員1974年生まれで、それぞれ自分の世界で活躍してきた人間が、キャリアを積み上げてきた中で新たなユニットとして組んでいるのが面白いし、意味がすごくあると思っています。僕もその姿勢は、参考にさせてもらっております。


Q:「MOVEMENTS - ONENESS GATHERING」にも参加されましたが、ZEN RYDAZのライヴはいかがでしたか?
A:まずは、やっぱりリアルに集まれることの大切さを感じました。ライヴもすごく良かったです。きっとアルバムをそのままぶっつけ本番でライヴしているので、ご本人達は「もっとこうしたかった」などはあるのかもしれないけど、何か熱量みたいな物が感じれてすごく良かったです。


Q:今後ZEN RYDAZへ期待すること、またやってみたいと思うことがありましたら教えて下さい。
A:2ndアルバムのようなコラボレーションをたくさんやって欲しいな、って思っています。


Q:個人的にシャウトしたいことがありましたら、教えて下さい。
A:これからも新しいことにチャレンジしていきたいと思っています!




〔PROFILE〕
名取秀起
zaigoo inc.代表取締役。広告代理店でクリエイティブ、プランニングの経験を得て、2013年にzaigoo inc.を設立。自主イベント事業から、企業のプロモーション/クリエイティブまで、幅広くプロデュースを行う。 2020年コロナ禍の中、ネーミングライツを販売するプラットフォーム「namee」や、「日本文化を世界へ」をキーワードに音楽、映像、アートなどを世界発信するプロジェクト「THAT IS GOOD」を立ち上げ、 日本の絶景にて音楽LIVEの映像を収録、また俳優片桐仁の粘土作品プロジェクト「片桐仁の日本全国ご当地粘土道」など、日本が世界へ誇れるような文化活動を多言語化サイトで配信を行っている。

https://thatisgood.jp

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